携帯販売 セールストーク

みなさんこんばんは
ニートクンです。
今日は昔携帯販売で学んだ携帯のセールストークについて書いていきます。

例えばデータ容量のプランが

・2GB.2000円
・5GB.5000円
・8GB.8000円の三つあったとしましょう。
こちらとしてはできるだけ2GBはつけたくないのです。(ノルマがあるため。
例えば5GB↑つけたお客様が全体の8割より下回ると給料減額等。)
それではどうやって5、8に誘導するかですが
「データ通信料ですが、2GB2000円、5GB5000円、8GB8000円の三つございます。
一番最初の月はアプリ入れたり色々設定変更等で容量を食うと思われるので5GB以上をおすすめしております。
ちなみに最初は皆さん5GBにされますね。」
こんな感じで誘導します。
ポイントとしては
・実際に容量を使う事例をあげている
・みんな5GBにしているアピール
です。
日本人は人に合わせがちですから、後者なんて効果絶大ですよ。
ちなみに私の本音を言わせていただきますと、普段5使わない方は最初の月も2で十分だと思います。
何故なら
・アプリ入れるから多目に使う←WI-FIでOK
・色々設定変更で多目に使う←WI-FIでOK
だからです。(まあみんながみんなWI-FI持ってるわけではないですが)
ただ、そんなことはおくびにも出さず5GBに誘導します。汚い商売ですよ。
あとはSDカードですね。
これもできるだけみなさんに買わせたいものです。
容量は
・16
・32
・64
こんな感じだとしましょう。
どれ売ってもいいですが購入拒否は避けたいところ。
「こちら、SDカードですね。携帯とは別でこのカードに写真・動画等保存できます。
アプリをたくさん入れ出すと正直本体の容量だけでは心許ないですし、
SDカードに写真等を入れておけば、もし不慮の事態で携帯が壊れてしまっても守ることができます。
また、機種変更する際にも簡単に写真等を移せます。
3種類あるんですけど、どれにしますか？」
ポイント
・本体だけでは容量足りないアピール
・壊れた時の保険アピール
・いきなり「3種類あるんですけど、どれにしますか？」と言うことであたかも必ずついてくるかのように思わせる(SDカードは任意購入)
これで大体の客は堕ちます。
ただ、もう既にSDカードを持っている客には別のトークを用意する必要があります。
「あーもうSDカード持ってらっしゃるんですね。
ただ、SDカードは数年で劣化しやすいので新しく買った方がいいですよ。」
大体こんなことを言えばいいと思います。

次は一番の難敵、オプションですね。
これもノルマが厳しいです。
また、客もかなり嫌がります。
「次はオプションですね。
動画が見れたり、雑誌が見れたり、音楽が聞けたりします。
こちらに月額の料金は書いてあるんですけど、最初の一ヶ月は無料です。
とてもお得で楽しいサービスなので是非試してみてくださいね。
もし、試してみて要らないようだったら無料期間中に外してください。
付属の冊子にやり方が搭載してますし、店舗に電話・ご来店していただいても外せますので。」
ポイント
・簡単に外せるアピール
・「つけますか？」というような聞き方を避け、当然ついてくるかのように思わせる

こんな感じです。
つけますか？などと聞くと9割のお客さんは「NO」といいます。
SDの売り方と一緒ですね。
ただ、オプションは拒否する方が非常に多く
店単位でつけるための施策をしているところが多いと思います。(オプションつけたら大幅割引、商品がついてくる等)
小細工なしでオプションを大量につけられるようになれば一人前でしょう。

という訳で今日は携帯のセールストークについてでした。
私は良心が痛んだのと、上司のパワハラに耐えきれずやめましたが
やりがいはある仕事でした。
資格取得とか販売スコアによって給料増額とかありましたしね。(減額もありましたが)
仕事柄・また汚いやり方からお客さんから罵倒されることも少なくなかったです。
もしこの仕事に興味ある方は一度詳しく調べてみてください。

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